10年以上社会人をやっていて有給休暇を一度もとったことがなくて泣けた
最近、『意味わかんない!「社会人としてありえない」有休取得の理由7つ』という記事が炎上していた模様。
「やる気が出ないから」「体が痛いから」「彼氏に振られたから」などの理由で有給休暇をとって会社を休むのは、あり得ないといった内容の記事でした。
炎上のため(?)当該記事は、すでに削除されたようですが。
参考:マイナビ、「ありえない有給」関連記事を削除、謝罪 「法的趣旨を誤解させる」
それで、この記事を読んで、自分は、10年以上社会人をやっていて、有給休暇を一度もとったことがないことに気付き、軽く泣けました(笑)
有給休暇なんて、遊ぶために休んでもいいはずだから、できるだけ消化したいですよね、本当は。
遊びに行くために有給休暇を使ってもいいんだから、「やる気が出ないから」「体が痛いから」「彼氏に振られたから」などの理由で有給休暇をとるなのなんて、全然OKなはずですよね。
そりゃまあ、同僚の人からしたら「休みとられたら、こっちに負担がかかるだろ!」という気持ちになることもあるのはわかりますけどね。
僕が、まさにそういう人手不足の職場で働いてきたから、それはよくわかります。
でも、人間なんだからさ。
もっと、休みをとることに寛大な社会になって欲しいですよ。
休みとる理由なんて「おきにのキャバ嬢と昼間デートして、そのまま同伴したいから」とかでもいいと思うんですよね。
旅行で有給とるのはOKで、おきにのキャバ嬢と同伴するために有給とるのはダメなんてことはないはず。
「旅行なんてくだらねぇ!女が最高!」
って考えている男の人だっているだろうしさぁ。
つまり、有給をとる理由なんて、なんでも良いはずなんだよ。
じゃなかったら、何のために有給あるんだよって話だし(笑)
自分が有給休暇をとることができなかった理由
なぜ、有給を一度もとることができなかったのかというと、人手不足ということが大きかったですね。
大学を卒業して就職してから、一度転職しましたけれども、どちらの職場でも人手不足でした。
最初に就職したところは、小売店だったのですが、社員2人で店舗をまわしておりましたから、そんな簡単には休めません。
有給をとるとなると、他の人に休みを減らしてもらって代わりに出てもらわなくなってしまうので、非常に頼みにくいわけです。
それを上に訴えたところで、どうにもなりません。
社長や常務がかわりに店にきて代わりをやってくれるわけではありませんからね。
結局、有給をとりたければ、他の人に代わりに出勤してもらうしかない。それをお願いするのも申し訳ないから、「有給をとらない」という選択をしてしまいました。
僕がその職場にいたときは、有給を取っている人はほぼいなかったですね。
まあ、そういう人手不足な状況で働いている方も多いんでしょうけど。
もう、日本も景気がよくなる気配がないですし。ギリギリの人数でやっているところも多いでしょうからね。
でまあ、最初に就職した会社をやめて、次の会社。
次の会社は、店舗で働くのではなくて、オフィスワーク。
しかし、これがまた自分が社員として仕事を取り仕切り、バイトに仕事を振ったりして進めなくちゃならない。
自分だけじゃ間に合わないから、バイトに仕事をふるのは必須。
で、その仕事の担当社員は自分だけなので、自分は休めない。
どうしても休まざるを得ない時は、似たような業務をやっている別の社員さんにお願いすることになっていたのだろうけれども、キャバクラ行きたいからなんて理由で、代わりを頼めるわけがない。
(※キャバクラというのは、例えであり、実際にキャバクラに行きたいわけではありません笑)
有給なんて取れないよ。
そして、気がついてみたら、10年間で一度も有給とったことなかった。
なんか悲しいわ。
とりとめのない文章、失礼しました。